ライズ オブ ザ トゥームレイダー
2020年7月17日 ゲーム
前作のトゥームレイダーDEでは日本の邪馬台国をテーマとした割に､全くと言って良い程に日本を感じる景観が無いに等しく､開発者の作る気が無さが伝わってくるフィールドに唯一日本を感じさせる要素はサムライのコスプレをした亡者のみ､その他はグロや汚物ばかりの頑張る方向性を間違ったかの様な凡作
ライズは180度方向転換した良ゲーへと生まれ変わり､今作はストーリーも楽しめる内容で､要所要所で胸が躍る遺跡も豊富に用意され､謎解きもプレイヤーを楽しませるギミックへと作り込まれていたので期待以上の良作
謎解きはアンチャーテッドよりも簡単ではあるけど､ララが行えるアクション面が序盤では把握し辛いので､開発者が用意しているヒントを見逃さない事が重要か
前作がなんちゃって邪馬台国だった分､今作は期待以上に楽しめる内容だったけど､個人的には現代人の絡むストーリーとか無しで､遺跡での探索をメインに置いたゲームの方が面白そうな気はする
ボイス付きの文献もMAPを攻略しながら聞く事が出来ない仕様は少々残念､これだけでゲームへの理解度が大分違っただろうに･･･
所々安易なボリュームの増量を計ったかの様な2度手間を強いる作業感の強い収集品やお使いミッションも多く､トロフィーも特殊でプラチナ：1､ゴールド：1､シルバー：5､ブロンズ：118､という作業トロフィーの山
ソレをやらせる事で遊び方のヒントになったり､攻略の幅が広がるならまだ分かるが､面白味皆無のトロフィー群は無用の長物でしかない
アクション主体のゲームだけど､敵にしても動物にしても挙動が若干御粗末なので､ここら辺を気にしなければ概ね楽しめる内容ではある
シャドウ オブ ザ トゥームレイダーに繋がる終わり方なので､機会が有れば続編もプレイしたい
1は謎のサムライに､2は不死の軍団､3では何が待ち受けているのか気になる所だが､トリニティが近代兵器で武装した軍隊を投入しても太刀打ち出来ない過去の亡霊を､ララさんがシバキ倒し回り悉く先手を取る展開を見ていると､むしろララがトリニティを誘き寄せる為に秘宝のヒントをわざと渡し､冒険のスパイスにしてる様にしか見えないのだが･･･(笑)
ライズでは造形美の際立つ構造物が多く､フォトモードが実装されて無い事が惜しい作品でもあったが､シャドウではフォトモードも実装されている為､楽しめる要素は大幅に増えてそうだな
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