キングダムカム・デリバランス その1
発売後の評価が分かれていた為、購入に迷うタイトルだったが、天の恵みによりプレイする機会を得られたので、9月まではキングダムカム・デリバランスをプレイしていこうかな
舞台は15世紀のボヘミア(現チェコ)、主人公は鍛冶屋の息子で、毎日仲間と居酒屋に入り浸っては喧嘩に明け暮れる日々を過ごす青年の物語なので、主人公のカリスマ性には余り期待しない方が良いかもしれないが、善悪の行動で主人公に魅力を感じられるプレイを出来るかはプレイヤーの選択次第と言える部分が大きい
何通りもある解決法に自ら気付いて、自分にとって最善の答えを導き出す努力が必要なので、自由度の高いオープンワールドに慣れたプレイヤーでないと、楽しめない可能性は高い
序盤で感じた第一印象は、リアルさへの追求から作り込みが繊細過ぎて逆に受け入れられる層が限られてしまった作品といった印象
不評に挙げられる要素も確認出来たが、序盤から何でも上手くいったら面白くないと感じられる人なら、どっぷり没入出来るゲームだと思う
何をするにも経験とスキルが必要なのは現実でも言える事だが、このゲームでも経験とスキルを積み重ねていく事が重要なので、腰を据えてじっくり面白味を探す事が要となる
そして日本語ローカライズとして一番嬉しいポイントは、膨大な量のテキストが全て日本語吹き替えされていて、会話可能なNPCの数にも驚かされるが、「同じ声優はいるのか?」という位に、一人一人の声の違い、声から伝わる性格の印象も丁寧に演じられている為、このキャラクターとあのNPCは同じ声優だなと気付けるNPCは少ないのではないだろうか
NPCの会話を聞いているだけで時間が過ぎていく仕掛けはウィッチャー3に通ずる物があるが、何より惹き付けられる物語の進行を成す上で欠かせない主要登場人物の吹き替えは、実力派の声優陣が演じているので、物語のクオリティがより一層引き締まった物となっている
このスパチュンとも甲乙付け難い最良のローカライズをDMM GAMESが行ったという事実は、個人的にはなかなかの衝撃
正直ここまでの良ローカライズだとは全く期待してなかったので、嬉しい誤算だった

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