刀が108本もある為､ストーリーを進める毎に制作出来る刀が増え選択出来る試みまでは良かったが､結局は刀の持つ奥義でほぼ決まる
基本的なアクションは面白いのだが操作性には慣れが必要で､敵を認識出来る画面表示の範囲が狭く､敵が画面外へ出て行くだけでなく､プレイヤーが進めない場所から遠距離攻撃だけを飛ばしてきたり､ダウンした雑魚に無敵時間が発生しテンポが悪くなる等もう一工夫欲しかった惜しいゲーム性がチラホラ見られる
刀を持ち替える際に大きな隙が出来たり､安易にスキルを連発していると刀をあっさり折られる等､奥義を使うタイミングと残量を計る必要があったりと､他のヴァニラウェアのA･RPGと比較してしまうと毛色が異なって見えてしまうかも
死狂モードは好みの分かれるゲーム性で､個人的には全エンディングを見る＆トロフィー獲得の為にクリアはしたけど､何も無かったらプレイする価値を見出せるゲーム性ではなかったので､ドップリハマッた人向け
朧村正はトロフィーの面白味は全く考慮されて無い為､初週は全く気にしないでプレイする事を推奨
3時間クリアのタイムアタックは移動の長さやスキップの出来ない会話パートが悪い方向に出てしまい､完全にマラソンと化しストーリー補正やアクションゲームとしての面白さも皆無となる為､朧村正の長所が全て無くなる残念トロフィー
ストレス無く獲得を目指すなら死狂後に作業トロフィーと割り切り無双で目指すのが一番ストレスが無い
個人的には作業量が増えるのが嫌で2人目の鬼助で獲りはしたけど完全に失敗で､青銅の鏡を使うのをすっかり忘れた上に､温泉イベント等も埋めていた為､最後の最後で何回かやり直すハメとなり､2時間59分で獲得､表示３時間の時点でアウト
セリフパート中でも時間は経過する為､韋駄天の獲得を目指すなら余計な事はせず余裕を持ってラス前のセーブポイント地点で2時間45分は欲しい
個人的に一番残念だったポイントは､マルチEDなのは良いけど同じラスBOSSと2×3回戦の後､スキップの出来ないエンディングを6回眺める待ち時間･･･
朧村正を獲得したら隠しBOSSでも現れるのかと思ったら､ヴァニラウェアにしては珍しくそういったサプライズも無くエンディングの内容が多少変わるのみ･･･
オーディンスフィアではラスボスもキャラクター毎に変わっていたので､朧村正もED毎にラスボスが変わるのかと期待したのだが､やや肩透しの展開は否めない
やり込むと残念な部分もチラホラあるものの､無双モードで一周するだけなら十分に楽しめるので､気になるならプレイする価値はある
個人的にいつ消化しようか悩んでいたタイトルを終えて満足感も得られたのだが､プレイヤーの満腹中枢を刺激する飯テロは不思議な中毒性･･･
ゲームキャラクターの満腹度はMAXでも､プレイヤーには渇きを与える･･･これが朧村正の呪いか･･･
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