フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと

2019年4月5日ゲーム

このゲームは､フィンチ家の登場人物に焦点を当て､いずれも死または失踪で終わり､各エピソード毎に一族にまつわる出来事を追体験していくアドベンチャーゲーム
クリアまでのプレイ時間は､およそ2時間程度なので気楽に1周してみるのも良いだろう
個人的な感想を率直に言えば「別にプレイしなくても良かったかな」というのが本音
前々から興味のあるタイトルで､フリプで無料だったからプレイしてみたが､2,200円も払ってプレイするなら､文学的素養を持った人じゃないと､この作品を理解する事は不可能なのでは･･･
一部で高い評価を獲得しているゲームではあるので､万人受けする様なストーリーではないけど､試しにプレイする価値はある
思っていたよりフィンチ家の構造も良くできているし､人間のサイズを1/10にしたら､そのままアクションRPGのMAPに使えそうな程､狭いスペースながらも探索していて飽きない面白味のある構造と
フィンチ家で追体験する人物毎に､一風変わったエピソードとゲーム性がプレイ出来るので､最後まで飽きる事無く物語りに入り込める内容となっている
ただ最終的には死または失踪等に帰結する物語でしかないので､個人的には奇妙というより､無駄に美化されたストーリーが単純に気持ち悪く､後味の悪い結末だった

ネタバレになるけど

ラストのシーンでは身重なのに呪われた屋敷を訪問し､あまつさえ自身は早死し､更には生まれた子にも､一族の呪われたエピソードを伝えて､墓参りさせるストーリー展開には微塵も共感出来ないし､全くの意味不明だったんだが､刺さる人には刺さるゲームという事だろうか