エースコンバット7 スカイズ・アンノウン その1
最新機種で新たに生まれ変わった、12年ぶりの最新作エースコンバット7 スカイズ・アンノウ
戦闘機に乗って、自由に大空を駆け巡る爽快感はエースコンバットならではの面白味
リアリティを追求し、刻一刻と変化を見せる気象の中で、敵戦闘機と手に汗握る航空戦は、臨場感溢れるゲームに仕上がっている
歴代最高と言われるのも頷ける程、リアルに再現された航空戦は、一度戦闘機に搭乗すれば、ステージ毎に設定されたタイムリミットが、あっという間に過ぎ去る程、没入感が高い
ただ残念な事に、ステージ数が20しかなく、エスコン7の売りであったVR対応ミッションは3つのみ
1年以上延期した割に、VR、マルチ等のリソースの分散によるボリューム不足が、如実にステージ数となって出てしまっている
あっさりクリアしてもつまらないので、初周はHARDでプレイするも、ステージ数が少ない割に、そのほとんどのミッションは簡素な内容が多く、実際プレイしていてエスコン7の進化を感じられたステージは片手で数える程度で、ラストステージは拍子抜けするほどあっけなく終わる
ミッションの難易度は、出てくる敵の種類とサブウエポン特殊兵装の相性で決まる事が多く、機体毎に装備出来る特殊兵装は決まっているので、出撃する機体がワンパターン化しがち
解除した特殊兵装は、他の戦闘機で使える等の柔軟なカスタマイズ性はあっても良かった
ミッション開始前のブリーフィングは第一波の敵しか説明してくれないので、1周目はその後突発で起こる戦闘を予期しつつ戦わないと、ミサイルと特殊兵装が尽きた状態で戦うハメになる
他にもやや調整不足な設計が目立ち、意図する標的までなかなかロックオンしなかったり、MAP上の敵マーカーが味方マーカーに潰されて見えない事が多々あったり、操作タイプがスタンダードだと横旋回中に操作不能に陥るバグが頻発する
ストーリーは好みの分かれる内容で、プレイ中以外のMOVIEでは基本的に主人公は蚊帳の外
エンジニアの独り言がメインで、主人公に愛着が沸きづらく、ただでさえ無口なトリガーは空虚な存在にしか映らない
1周目では主人公や近い存在に焦点を当てて、ストーリーの没入感を上げ、2周目の演出でエンジニアの独り言を入れてくれたら深く楽しめた気も・・・
個人的にエスコン7で期待以上だったのは航空戦のみで、従来シリーズと同じステージクリア型なので、12年ぶりの最新作の割に、グラフィック以外で革新的な進化を感じられるゲーム性が全く無かったのは残念
売る為に風呂敷を広げたんだろうけど、リソースが無いならVRに絞るか、VRを無くすべきだった

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