GRAVITY DAZE2 その2
2018年12月16日 ゲーム
VITAマルチからPS4メインに変わった事で､大幅な進化を期待したが､どちらかと言えば､1で多くの謎を残した本作が､2で伏線を回収する事に重点を置いた､ストーリー重視のファン向けに作られた作品なので､ゲーム性に大幅な進化がある事は期待しない方が良かったか
サイドミッションは種類や内容が豊富になった反面､1クエスト毎が冗長で精彩を欠く内容が多かった
中には重力操作を使わないといった､本作最大の長所が全く生かされないミッションも少なからず存在し､中でも聞き込み調査と探索系ミッションは､何処に面白味を見出して欲しいのか分からない程､安易に水増しされたボリューム
MAPの構造も前作の方が優れている部分が多く､2は上下に広くなりはしたが､単純な構造が増え､何も無い空間を長距離移動し､速度を認識出来る対象がない為､疾走感が消失
重力操作は一長一短で､新たに追加された事で楽しめる要素は増えはしたが､劣悪なカメラワークが面白味を損なわせる有様
重力操作の能力が､ハクスラ要素のタリスマンを装備する事で向上するので､基本的に1と比較して抑えられた調整
採掘させる事を前提に作られているので､能力を最大まで上げる為に必要なプレシャスジェムの必要数が､チャレンジミッションをクリアしても全く足りず
街に配置された取得量も大幅に下がったので､散策しながら操作に慣れるといった面白味も無くなった
新たなゲーム性を生かす為に､既存の長所が損失し､カメラワークや操作性等の短所は改善されなかったのが残念ではあったが
ストーリーと演出が格段に良くなったのでクリア後の満足感は得られる内容だったのが唯一の救い
いつでも撮影出来るフォトモードも優秀ではあったが､HZDやGOWみたいなスクショに重点を置いたフォトモードがファーストタイトルでは基本になる事に期待
2という事で劇的な進化を期待するよりは､1の伏線回収をメインとした+α程度の認識が無難だったかな
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